伝わるもの

 いろいろな人がいるのかな?と考えることがある。人は笑顔で平気に嘘をついたり出来るのだろうか?一晩考えていたんだけど、私にはわからない。勿論皆、出身も、背景も、経験も違う。それでも私は人に存在する美しい部分を、それを感じる自分の直感を信じたいのだけれども。事情がまだ分からないからこそ、ゆったりと構えて、いずれ連絡があれば、心から「どうしてたん?心配してたよ。だいじょうぶ?」と受け止めたい。
 父は退職後も請われて勤務を続けるという連絡が入った。状況や、父の心情を想像すればこそ、とてもとても嬉しい報だった。私にとっては父も母も妹達もすべて大事な存在であって宝。皆幸せになってほしい。家族には困難も乗り切れる力があるはず。私は心配しないで与えられた環境ですべきことに専念しよう。そして帰ってから、父母に出来るだけの親孝行をしたいと思う。もう父も母もいい年齢なので、後悔しないように。帰ったらきっと皆を抱きしめてしまうと思う。