Je peux avoir la conprehension plus rapide.

 前日から緊張していました。教科書を読み込んだり、単語を調べたりしても、どうしても落ち着かなかったのです。その緊張の理由は、一言も聞きもらさじと考えて、軽く流せないからですね。最近この緊張傾向は強まっているように感じられています。緊張のしすぎは宜しくないことも頭ではわかっているのですが。
 しかし、出席すれば、結局は日本でも昔ゼミで扱ってきたような話題に帰着し、私が以前何度も文章化したことがあるテーマであったので、予想していた以上に、理解するのが楽でした。専門用語レベルでは既知の言葉ばかりなので、辞書を引かずとも、容易に場面も想定してついていくことが出来るのが幸いですね。また、先生の仰っていることは、ノートテイクの技術向上にしたがって(略字略文等)、そのまま再現可能なかたちで記すことできました。残念に思えるのは、ある文章の文意にこだわっていると、次の一文の細部を捕らえ損なってしまったところでした。もう少しの柔軟さが必要であることが今日の反省点です。
 夜には近くの小学校での語学学校に出てきました。そこではいつも自分の間違いの傾向に気づかされます。例えば、細部については詳しく「こうですよね?」といえるが、大部で思い込んでいた間違いや未知の単語レベルでの失敗がありました。前者については何度も練習を重ねることで修正できるし、後者については単純に単語を憶えることで克服できると思われます。単語レベルでは日常使用する単語の多さに追いつくように、語彙を増やしていくことが大事でしょう。
最も困難を憶えているのは、発音問題ですね。文章が頭にあるのに、細部の発音が違うことで、「聞き取ってもらえない相手がいる→自信喪失→伝わらないのではないかという恐怖感」という循環モデルが確立してきているように分析しています。この悪循環を絶つことが、最も大事な課題ですね。
 しかし最も大事なことはコミュニケーションにこだわることではなくて、まずは自分の渡欧目的を遂行することです。語彙がどうしても重なり合わないので効率がよくはないのですが、自分の目的や課題の達成に付随して、次第に、自然に、解決していくといいと思っています。