棚と私 文体 日展

 
◆写真は海洋学研究所
 棚から5cmくらいもある厚い日本語の本を取り出して読んでいます。今まで積ん読(つんどく)だったのですが、ある先生との再会でちょっと読んどく(笑)方向へ。彼女は歴史についての有名な女性の先生で、昨年コロック後の懇親会で偶々お話をさせていただいたのです。その際に、「月曜に授業をされていると伺いましたが、また、歴史的な背景についての質問に伺ってもよろしいでしょうか?」とお願いをしていました。先日階段の踊り場でその先生と再会したのですが、私のことを憶えていてくださって「また会ったわね。私は今授業を終えたところなのよね。がんばってね。」と声をかけてくださったのです。基礎的な背景になるのですが、歴史的に遡ってみようか、と欲が再び出てきたのですね。そこで、まずは確認のためにも日本語の本に回帰しています。それからこちらの本に移る方が効率がいいと思いました。彼女とお会いできて、直接に質問が出来る機会を持てるということは幸いなことです。
 棚といえば(脈絡はないが)、こちらの図書館や本屋の棚は高い。155cm位の背たけの私にとっては、棚高は合わず、背伸びをしてもなかなかお目当ての本に届かないほどのこともあります。時々背の高い方に助けていただくこともありますが、図書館では各自の作業に余念がないため、基本的にそこまで親切にしてくださる人は少ないのです。さらに、ジャーナル類は10cm以上の厚みの冊子として綴じてあるので、手を誤まれば、ちょっとした痛い思いをすることにもなります。また、数冊を運び印刷を続ければ、腕や手がじわーんとしびれてきます。今年の新たな目標は「体力づくり」? 
 創められた1ブログをみて。他の人の文章を読むと、文体に発見があって面白いものですね。堅い言葉、柔らかい言葉、日本語がかくも多様で興味深いものだと感嘆させられます。私も少し見習って、毎日とはいわないまでも、書けるときには書いていこうと思いました。
 妹からのメールで日展に行った話を聞きました。私はただただ、とても嬉しかったのです。感謝しています。