書店の平積み

 夕方にはGibertJosefと古書店にいきました。2005年は様々な記念の年です。

JulesVerne


J.P.Sartre
 夜にはTheatre de Parisでの喜劇『アマデウス』を観てきました。5月中旬には終演のはずが好評のために今週日曜の昼公園まで。役者さんの演技、掛け合いの間とリズム、演出等、非常によかったです。再び観にいきたいほどの舞台でした。


【かりてみてよかった本】
一川周史『諸学者も専門家も動詞オンチではフランス語はわからない−例文比較による徹底解説−』(2000年、駿河台出版社)(ISBN 4-411-00472-0)
【本棚】
Ghislaine Andreani, Eccyclopedie Pratique de la correspondance. Hachette, (ISBN 2-01-0204522)
ESPRIT, Maurice Merleau-Ponty, M 1667 Juin 1982.

 古書店でESPRITを持ってレジに並んでいたら、直前のドイツの大学の文学教授に「いい本だね」と声をかけられ、彼はトーゴ出身ということでアフリカの文学でお勧めの本を教えてもらいました。日本以外にも知見は広い人だが、能の流派にも詳しい。空手経験者。カフェでお昼をご馳走になり、現代文学が対象らしいので参考までに偶々持っていた日本の文庫(村上春樹)を見せると、漢字に興味を示されたので書き順から教える。年、人間、雇、等。書き順はコツを伝えたら、「はらい」に苦戦されていましたが、3回書けばマスターされていました。「先日食べたTOGO料理、とても美味しかったんですよ!」と例を出して伝えると各料理の名前を教えていただいた。

【アフリカの文学 購入済】
FatouDiome, Le Ventre de l'Atlantique. Livre de poche, 2003
【そのほかアフリカの文学 メモ】
[GUINEE, NIGURIA]
TIERNO MONEMENBO, Un attiele pour Elgass(roman), Pelourinho(editions du seuil), Peuls.
PIE TSHIBAHDA, Je ne sais pas soucier!
Patrice NGANANG, L'invention de beau regard(contes citadins) Garimard
[TOGO]
SAMI TCHAK, Le fete des masuques.
THEO ANANIsSOU, Lisahohe(roman)

翻訳が出ているかちょっと調べてみたのですが、意外にも現代文学(特に新しいもの)は訳されていないものなのですね。英語仏語での出版が主であり、ほんの一部に少数民族の言語による出版があるようです。ベルベル人の学生さんと以前話したことを思い出しました。言語が消えていっている、ということ。
Google 「アフリカ文学」
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%AB%E6%96%87%E5%AD%A6&lr=