anti-CPE

若い人の最初の雇用について、理由のない解雇を認めるCPEを盛り込んだ法律についての争いが行われています。Manifestationのために大学近辺の道路は通行制限がかかっていて、郵便局へは遠回りをしないと行けません。○日13時にソルボンヌ広場!とか、まさにanti−CPEの文字が踊る張り紙が、バス停や大学の裏口など張り紙が許されたところには、貼られていました。

先日も、授業中に近辺でデモが実施され、大学側のManifestationとして第二大学の門は閉鎖されました。もちろん出る人も出ない人も、完全に分けられてしまい、いつでられるかすらわからない状況になりました。もっとも工事のために開いていたところから例外的に出すという措置がはかられて、次の授業が第四大学等のいわゆるソルボンヌ棟である人たちは事無きをえました。本当に出してくれないんですよね。ある学生が「私たちには教育を受ける権利はあるのに、出る権利はないのね!」と冗談をいっていましたが、あの時はずっと帰宅できないんじゃないかと思ったものです。

昨日はもっと大規模に、イタリア広場に16時と書かれた大きな張り紙がされていたので、部屋にインターネットがなく、最近新聞も読まずに、授業研究以外の情報から全く隔絶していた状態にあった私は、ようやく、何かがあることに気づいて、キオスクで新聞を購入して帰宅した訳です。ビルパンもシラクもこの法改正を支持していて、できるだけ反対勢力との対話をこばんできたけれども、間に大学学長もたって、対話の道が探られているようですが、さてこれからどうなるのでしょうか?大学も参加する大学、しない大学など、各大学により、さまざまです

日曜日の午後1時から3時までパリ市庁舎前で 無言の座り込みデモがあるというチラシをもらったのね。行って、座ってこようかな、と思っています。

昨日の授業では生命保険契約について扱っていたので、頭の中はその続きに支配されていて、今も、月曜の予習のことを考えています。そういえば昨日久しぶりにみたテレビで、ネット上の著作者人格権についての改正が上院(元老院)を通過したような報道をみたのを、おぼえています。授業もクラス内に討論仲間ができたのでご機嫌です。やっぱり、疑問など徹底的に話すと、いきいきする。徹底的に話しあえる相手って不可欠で、とっても大事なんだと思った。

近況でした。