メモ

 今出先で書くから、どうしても日記というよりもメモになってしまう。日記は落ち着いて書くべきものなのにね。今は大学のWIFIは春休み期間で使えないので、昼の休憩とか、図書館が閉まってから帰路に、だとか、頭が一杯のときに更新してしまうのね。切り替えせずに帰宅して作業継続してしまうから、あれして、これして、メモみたいになるのよね。観光の情報とかあまりないのは、私も気になっているんだけど。

 今日本では、どれ位法情報をネットを使って得ることができるのだろう?こちらは雑誌文献に関しては、電子化は増えてきています。仏雑誌では扱う範囲で10種類位。まだのが少し。仏の大学紀要はさすがに電子化されていない。

 今日図書館で論文(仏の方)を書いていて、ふと読み直して、自分の論文が「ひつこい」と思ったのよね。私は文献を網羅したい方なんだけど、余りに手を伸ばすと「くどい」ということに気づいたのね。日本で触れられていないものが多くて、あるEU憲法判例を一つ引用したら、関連して触れられていない仏文献に加えて、ドイツ文献からはこれ、スイス文献からはあれ、みたいに挙げずにはおれないし、情報がある以上、ここはまだ紹介されていないから・・・と脚注が気持ち悪く増えていくのよね。もっとも、とても大事な点についてなので、省略せずにこのままでいくけれど。今は、仏語と独語では引用の際に表記方法が少し違うけど、それはそのままにしたらいいか考えているところです。
 文献の量というよりも、それらの資料をもとにきちんと的確に伝えられるかが大事なのね。そのあたり、まだまだ荒削りでどうしようもないけれど、がんばってはいるかも。
 最終的には日本に持ち帰ってから細部に手を入れて、完了、かな。

 先日書いたので訂正、BibCongresではなくて、LibCongres。加えてUCLA等、ロス近辺にもヨーロッパの文献もかなり所蔵されているのね。そこにある1冊はいつか行った時に手が届いたらいいなあというメモをしました。他のは大体手に入れつつあるので。

 今日ストラスブールから頼んでいた2冊が届いたのね。1週間くらいで届く。再び、他の2冊を依頼したので、現地には行かずにすみそう。ドイツ領だった関係で当時の文献が多いのと、国境なので、私の研究ドメイン上で、国際私法上の問題もよく起こる場所。

 こちらは日本のようには簡単に問題が解決しなくて、ひとつ解決したら次が、という風に、悪戦苦闘しているかも。最近数ヶ月はフランステレコムADSL。一喜一憂は無駄なので、あまり期待しないということを学んだかも。したがって、このまま外で更新する状況が続くかも。

 よいことはあって、これは他の人への情報提供だけど、SFRの携帯間と固定電話への通話が、30日5ユーロで平日昼間の電話が一回一時間まで50サンチームでかけられる、というサービスは便利。口座引き落としにしている場合には登録した3通話先まで無料デス。

 返信欄は好きに使ってくださいね。なかなか皆で会えないし、こうやって書いていると会って話している場にいるみたいで、おもしろいね。物理的にはとても離れているはずなのに。姫路も美術館等もあって、なかなかよいかもしれないね。兵庫には見所もいろいろあるので(私も地元を離れていたから、行ってないところも多くあるだろうなぁ)、ぜひお休みの日にはいろんなところに足を伸ばしてみてくださいね。やっぱり1人で見る景色よりも二人、さらに沢山で見る景色の方が楽しいよねー。

 Aさんはそろそろ帰宅かな? きれいな街らしく、楽しみです。ロンドンでは、図書館と美術館に寄る程度かなぁ。論文もあるし…

 今日、手元にあるのはレヴィストロースの仏の本だけなので、移動中に、原典で読んでみたのね。彼はサルトルを批判しメルロポンティとともに思想領域での転換を起こした人で、どういう考察が含まれているのかと思ったんだけど、まだ表面的な話題しか見えていないわ。残念。私はもう少しきちんと知りたいんだけども、多分日本に帰った後の宿題かも。親族の基本構造は、ポシェではまだ見つけてないので、大学図書館で出版社等検索しよう。ソルボンヌ広場にあるVIVAN?は哲学で有名な書店なのね。古書も扱っている。本当に沢山本があって、予算が潤沢だったらなあ!っていつも思う。もちろん法律関係もね。絶対いつか戻ってきて、本を選んで、持ち帰って、書斎で読み、家族や仲間と語り合うむ楽しみを味わいたい!と強く思う。ので、そのために今がんばる。