ごった煮情報【ピックアップ】
国立国会図書館ウェブで(国立国会図書館利用のためには現地か郵送による事前登録が必要)2005年末まで出た雑誌論文をテーマや著作者から検索して請求・取寄サービスを試してみました。国外配送も２週間程で、請求済の資料が現在どの段階で処理されているかもウェブ上で一目瞭然にわかり、便利です。国外にいて日本の刊行物を簡単に手に入れたい場合に使いやすいですね。（chibooどんにお勧めかも！）
コピー代が１枚25円と高めですが、様々な手間を考えると事務的に仕事としてお願いできて気を遣わずにすむことを思えば相当かと思います。”使える”サービスですね。
利用限界はメールで確定していきます。まず、2006年度分が検索できるのはいつ頃かについてはメールで問い合わせてみます。次に、書籍の一部を観ることが出来ない点については依然として物理的距離の問題が残りそうですね。後者の問題も、論文タイトルを記載したメールを使って特定＆複写以来可能であれば克服できそうですね。
私がイギリスから戻ってきた頃に続々と到着する予定で、自分で贈るプレゼント(？)的な楽しみにもなります。使いやすいサービスですのでご存知かもしれませんが、なじみの司書さんや、こちらで論文仕上げられる方(家族や友人にとってもらうって仰ってた)にも伝達しようか思っています。
実際こちらの国際研究センターや個別の日本文献図書室等で手に入る日本語文献については紀陽レベルもかなりあります。日本の状況を知るのにメモ書きしたものを一覧化したものは作成済みなので、日本で落ち着いてから(？)私のわかる範囲で何かウェブ上で共有できたら便利かもしれないと考えています。SUDOC（IDCや大学関係もカヴァーあり）や、フランス国立図書館や私立のsciences-po等の機関では、ローマ字読み英語記載か英文もしくは仏文訳の正式タイトルによって直接に検索して所蔵がわかりますが、後は個別の図書室の所蔵については、実地での確認作業か、メールFAXによる問い合わせ等が必要でしょう。日本にいるのと同じに実際に手にとって、最新の情報を直接確認できるというのはよい点ですね。拠点を日本におく場合には、やはり常に日本の状況を意識することも大切です。そうしてないと、この現地で自分がしていることの意義を見失うと思います。
私は、国会図書館で嬉しい発見を幾つかしたので意欲が高まっています。小学校のかけっこ競争的な喜びを感じています。外国のことについては今書いていくのが一番効率的ですし、何よりも作業を楽しみながら進めています。
- 図書館本
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106101408/mimpokyouin-22/ref%3Dnosim/250-7433206-9073816
ある先生のHPで、知人のブログで拝見していた図書館の使い方本が引用してありました。とてもよい評価でした。この本に目を通してみて、手元におく必要があるか検討しようと思っています。
文庫本１冊約300-400頁×一頁文字数17×41(697文字)＝209,100-278,800文字で一冊の文庫本が出来るのね。空間もあるから×0.90相当？
こちらで偶然知り合った仏の図書館一覧（仏の図書館には必携のようです）の作者･編集者さんが、在庫を探してみてあれば書いた本２冊(厚みが１０cmを超えます)を下さるという有り難い申し出を受けたのです。仏の図書館情報についての需要はそもそもの少なさと、各研究領域の細分的状況を考えると意味があるのかよく分かりませんが、日本で書かれておられる先生(先輩)がおられることもあり、直接的か間接的かはおいておいて、何かその作者・編集者さんにとっても、日本で情報を求めている方との橋渡しのできるような、望ましい形での紹介が出来たらいいと思います。10年がかりの労作に、私は本当に感動したものです。素晴らしい作品だと心から感動したのですよね。
【MEMO】
写真はE-beyで見つけたHERMESとVACHERON CONSTANTINの共作の時計。1967年作。珍しい形なので、画像をピックアップ。http://cgi.ebay.fr/bracelet-montre-Hermes-et-Vacheron-Constantin_W0QQitemZ8931995852QQcategoryZ114821QQssPageNameZWDVWQQrdZ1QQcmdZViewItem私は祖母が使わなくなった時計を生前に戴いていて、今の時計にない独特の雰囲気が好きですね。
現実的には、これがお気に入りで購入検討中。http://cgi.ebay.fr/ws/eBayISAPI.dll?ViewItem&item=8932169393&fromMakeTrack=true
